後ろ髪を引かれながらグアムを出発し、パラオに到着しました。
到着は夜だったので、とりあえずホテルにチェックイン。
この時まだ夜の9時前で、寝るには早いのでどっかで軽くひっかけようということでフロントの人に街のことをいろいろ教えてもらいました。
まあ、軽くっつってもさっきまでグアムでジモティにお呼ばれしてしこたま飲んでたんだけどねw
というわけで、教えてもらった和食レストランへ。
パラオのローカルドリンク「レッドルースター」をいただきました。
この写真のはレッドルースターの「アンバー」で、ちょっと黒っぽくて苦いです。苦いのはダメなので早々に「ライト」にシフトw
ここでパラオ初心者の私たちはいろいろとパラオ情報を仕入れます。
聞くところによると、パラオは日本の植民地だった時に日本人がパラオの食材を使って作ったパラオ風料理が多くて、あんまりパラオの昔からの伝統料理はないんだって。
観光客も日本人が多いから、街にあるお店もパラオ料理屋さんはあんまりなくて、和風(沖縄風)パラオ料理や和食が多いみたい。あとはインドカレーとかタイ料理とかw
あと、驚きなのがフルーツバット。
バットです。コウモリ!
これをスープにして食べるんだそうですよ・・・。ちょっと私たちは試す勇気がなかったんですが、フルーツバットは果物を食べるコウモリなので肉に臭みがなくておいしいんだそうです。
うーん・・・。
そのコウモリさんがこちら。
これは食べるためではなくて、ペットとしてお店で飼っているんだそうです。抱っこさせてもらったんですが、けっこうかわいいんですよね。これを食べるのかー・・・。
この日は、いろいろ話を聞いてホテルに帰りました。まだまだ旅は始まったばかりだもんね。
あ、この和食屋さんは料理長も女将さんも日本人なので、この日は日本語ばかり話していましたwというか、このお店に限らずパラオはどこにいってもスタッフも客も日本人ばかりなので、基本的に日本にいるのとあまり変わりません。海外にいる時は積極的に現地の人と関わりたい私には少し残念です。
さて、翌日はパラオの目玉観光地、ジェリーフィッシュレイクです!
パラオには500個だか700個だかの島があって、その間を船でくぐり抜けて目的地を目指します。
ジェリーフィッシュレイクに到着。うっそうとした森を抜けて、陸に囲まれたマリンレイクという海水の湖に向けて出発。
ジェリーフィッシュというのはクラゲのことですが、ここのクラゲには毒針がありません。
元々毒を持つタコクラゲだったんですが、彼らが棲む海が外海から閉ざされてしまった結果天敵がいなくなり、毒針が退化したんだそうです。
つまり、普通はクラゲに触ると刺されますが、ここのクラゲは触り放題!(もちろん、やさしくね)世界的にもとても珍しい場所なんだとか。
水の中はこんな感じ。神秘的・・・。
流れがないので少し水が濁っています。
下から写すと透き通ってきれい。
ここでは、フィン(ヒレ)をつけてバシャバシャ泳ぐとクラゲを壊してしまう恐れがあるので、フィンは禁止。外から生き物や胞子を持ち込むことを防ぐため、手袋も禁止です。
このため、どんなに泳ぎが得意な人でもライフジャケットを着て静かーに泳ぎます。
でもね、そこにいた某国の旅行者のグループはそういうマナーを一切守らなくて、バッシャンバッシャン激しくクラゲを蹴散らしていました・・・。その国の人と思われるガイドも全然注意しないの。経済世界2位になったならマナーも世界をリードする立場になってもらいたいものです。
ちなみに、何でクラゲを蹴っちゃいけないかというと、クラゲを蹴ることで人間が天敵と見なされ、また毒針が復活しちゃうかもしれないからなんですよね。そうすると、世界でも珍しいこの環境は消失しますし、当然観光客も来れなくなります。
もちろん優しく触る分には大丈夫ですよ。私もたくさんたわむれてきましたし。
すんごいブヨブヨしてるwwかわいいwww
ものすごい数のクラゲがいるので、泳いでいる間も体にボヨンボヨン当たるんですよねw
この日は神秘の湖を堪能して、無事主要都市コロールに帰還しました!続きはまた後日。
■海外出張・旅行ブログ
■海外出張関連記事