私はグローバル企業で英語を使った仕事をしているので、電話会議やメールではいつも英語を使います。
メールでもテレカン(電話会議)でも、常に外国人が入っているので、たとえ日本人同士であっても当然英語でやり取りします。そうしないと周りの外国人が分かりませんからね。
そんな時に困るのが、ほんのちょっとした英語の間違いで誤解が生じてしまうこと・・・。
日本人は、海外に長いこと住んでいても完璧に英語を使えるようになる人はそんなに多くないので、ちょっとした文法のミスをしてしまうことはしょっちゅうあります。
例えば、send と sent。進捗表などに箇条書きで「ABC社からXX送信済み」と書きたいのに、現在系と過去形の区別がきちんとできておらず、常に現在系で書いてしまう人がいます。
そうすると、すでに送信済みなのかこれから送信する予定なのか分からなくなっちゃうんです。
今一緒に仕事をしているABC社(仮)のAさんもまさにそんな感じ。
もうかなり長いことシリコンバレーで働いているらしいのですが、文法が割と破局しているので正直何を言っているのかわからず頭を悩ませることがしょっちゅうで・・・😅
最近も、すでに送ってもらったはずのあるものについて “ABC Company send XX”(ABC社からXXを送信)と書いてあって、以前すでに送ってもらったもののことで合っているのか、それとも別の何かを再度送る予定なのか聞き返したことがありました。
結局、すでに送っていたもののことで合っていたそうで。
それなら “ABC Company sent XX” と過去形になるはずなんですよね。
よく日本人からは揚げ足取りだとかマウンティングだとか怒られますが、期限が迫っている重要案件や契約に関わることの場合、こういった小さな間違いが命取りになるので、ビジネスの場では決して揚げ足取りではないのです。
今のところその都度確認することで事なきを得ているのですが、過去形と現在系を間違えると意味が違ってしまうので、ちゃんと使い分けてくれると嬉しいなあ・・・と思います。
英語って、ある程度荒削りでももちろん通じるんですが、意味が変わってしまうような間違いだと相手はやっぱり混乱するんですよね。
これから英語を使って仕事をする人は、是非間違いを指摘されても揚げ足取りだと逆ギレせず、正しい英語を覚えてほしいと思います。
こっちは重箱の隅をつついてるわけじゃなくて、どういう意味で言ったのか聞いてるだけなんだよね・・・。
ちなみに、逆ギレする人はたくさんいますがAさんはプロフェッショナルなので全然怒りません(というか意味を聞いても自分の間違いに気付かないみたい笑)。