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英語転職ノウハウ

グローバル企業の面接で言ってはならないこと

投稿日:2018年9月27日 更新日:

面接で言っていいこと、ダメなことはほぼどこの国でも共通していますが、グローバル企業だからこそ注意すべきこともあります。グローバル企業未経験の人がやりがちなミスをまとめてみたので参考にしてみてください。

 

日本人の面接官に対して、相手が英語や海外のことを知らない前提で上から目線で話すこと

たまに、日本人の面接官は海外のことを知らないだろうという思い込みをして、英語のことや海外のことを説明的に話す人がいます。

例えばですが、「海外で就労ビザを取るには企業にスポンサーになってもらわないといけないのでとても大変なのですが・・・」とか、「アメリカで留学をすると最初に英語のクラスを受けないといけないんですね。それで・・・」といった感じです。

ですが、いくら日本人でも相手は外資系企業の面接官です。一般人はおろか、下手したら転職希望者よりも海外のことはよく知っている可能性が高いのです。このため、海外のことを説明的に話されると、面接官からすると「知ってるっつーの(笑)」と悪い印象を受けかねません。

もちろん、相手が知らない前提で上から目線で話したからといって、それが決め手で不採用になることはないでしょうが、あまり思い込みで物事を話すようだと、想像力がない=自分の思い込みだけで物事を考えるということで、実務スキルもその程度だと判断される可能性もあります。

もし海外での話を例に出す場合は、せめて「ご存知かもしれませんが」といった枕詞を付けるだけでも全く印象は変わります。

自分は大丈夫と思っていても、人はもし「アメリカでの生活のことは日本人は知らないはず」といったような思い込みがあれば、言葉の端々に出てしまうものです。無意識のうちに説明口調にならないように注意しましょう。

私も経験があるので分かるのですが、グローバル企業で働く人間なら当たり前に知っている海外のことをドヤ顔で説明されるといい気持ちはしません(笑)。

自分の知識やスキルをアピールするのと、相手が知らないであろう(と思い込んだ)ことについて知識をひけらかすのは全く別のことなのです。そんな私も今上から目線ですが、自分への戒めも込めて書いています。

 

「前の会社は日本的だったので辞めました」

グローバル系企業を目指す人には、日本的すぎる企業文化が合わなかったことを転職の動機にする人もいるでしょう。その気持ちは私にも非常によく理解できます。ですが、これは言わない方が身のためです。

まず、特定の環境でうまくやれない人が別の環境ではうまくやれる根拠がどこにもないので、環境を理由に失敗したことばかりが印象として残ってしまいます。更に、日本人のあなたが(違う人はすみません)日本的環境が合わないことを強調すると「あなたも日本人でしょ?」と思われかねません。

次に、例え実際には社風や待遇が原因で転職に踏み切ったとしても、面接では前向きな理由を応募動機として挙げるべきです。転職は、現状から逃げるためのものではなく、より高度なキャリアを追い求めた結果するべきだからです。つまり、転職は逃げではなく攻めの姿勢が重要なのです。ですから、少し言い換えて「国際感覚を磨くため、日本だけで完結する環境にとどまらず国際的な環境に挑戦してみたい」という理由であれば問題はないでしょう。

私の場合、今の会社の面接では「今の会社(前職)には特に不満はないので辞めるつもりはありませんが、御社の募集があまりに魅力的だったので受けずにはいられませんでした。もし採用していただけたら是非お受けする方向で考えさせていただきたいと思います」と堂々と言ったところ非常に好印象で結果採用でした。

実際に前の会社にも満足していたので(会社の業績は微妙だったけどw)辞めるつもりなかったですしね。現状に不満はないけどあなたの会社はそれ以上に魅力がある、というのはかなり効く魔法の言葉だと思います。給与交渉も有利に進められますよ。

 

外国人の面接官に対して「日本語がお上手ですね」

面接で雑談めいた話をすることはあまりないかもしれませんが、アイスブレーカー的な会話になった時グローバル環境に慣れていない日本人が外国人の面接官に言ってしまいがちなセリフが「日本語上手ですね」です。

長いこと日本に住んでいる外国人ならば、流暢な日本語を話してもなんら不思議ではありません。もちろん何年住んでも話せない(話さない)人もいますが、日本語を流暢に話す人を不用意に褒めると「もう何年も日本に住んでいて当たり前に日本語ができるのに何でそんなこと言うんだろう・・・」と気分を害されることもあります。

仮に相手が「自分はもう日本人と対等な日本語が話せる」という自負がある場合、その人の日本語を褒めるということは「まだ褒められるようなレベル」(ネイティブレベルならいちいち褒めない)ということの裏返しになりかねないからです。

また、相手の語学力をその都度褒めるのは、実はグローバルな環境に慣れていない人の特徴でもあるので、自らそれをバラすのはあまり得策ではないでしょう。

というのも、いろんな国の人が入り混じる国際的な環境では、複数の言語ができるのが当たり前なので、みんないちいち相手の語学力のことを気に留めないのです(もちろん気に留める人もいます)。私も、ちょっと悲しくなるくらい誰も私がどこで英語をマスターしたのか聞いてくれません(笑)。

素直な気持ちで褒めるのはいいことなんですが、不用意に語学力を褒めると返って印象が悪くなる場合があるというのはグローバル環境あるあるでもあるので、頭の片隅にでも置いておいていただければと思います。

面接官が聞いてはならない質問もある。聞かれたら答えなくて問題ない

さて、これまであなたが言わなない方がいいことを中心に書きましたが、面接官が聞いてはならないこともあります。例えば以下のような質問です。

結婚しているかどうか
夫・妻は日本人か(外国人の場合)
宗教は何か
国籍、人種
子供を産む予定はあるか

これ、残念ながら私はほぼ全て聞かれたことがあります。特に困るのが人種の話です。私の場合顔で純粋な日本人でないことは分かるので、すぐに海外の血が入っているかどうか聞かれます。どこの血なのかとか、父方、母方の誰が外国人だったのかなどですね。

相手のルーツを聞くこと日本人同士で相手の家柄や親の収入を聞くのと同じレベルにデリケートな質問です。例えばですけど、日本には日本に帰化した近隣諸国の人がたくさんいますが、その人たちに対してルーツを根掘り葉掘り聞くでしょうか?聞きませんよね。それを西洋っぽい顔立ちの人になら聞いてもいいという風潮は少し疑問に感じます。仕事とは関係ないので、面接で聞くべき質問でもありません。

出産予定などの個人的な質問にも答える必要はありません。外資系の場合、会社によっては「入社1年は子供を産まないこと」といった誓約書を書かせるところもあるようなので、もし出産予定を聞かれたら誓約書があるのか聞き返せばいいでしょう。昔、香港の知り合いの職場にそういう誓約書があったと聞きました。

国籍については日本での就労ビザがあるかどうかを確かめるために聞くこともありますが、その場合は就労ビザの有無だけを答えればOKです(面接官も、ビザのことが聞きたいなら国籍ではなくビザについて聞くべきです)。

まとめ:国際的な会社の場合普段の日本人同士の会話以上に注意が必要

以上、日本人同士では気にしないことでも、外国人とのコミュニケーションでは注意しなければならない話題をご紹介しました。

どんな話題が嫌がられるのかは国によっても違うので、異文化コミュニケーションにおいては普段の日本人同士のコミュニケーション以上に気を遣わなければならないということが少しでも伝われば幸いです。

すでに海外での仕事や環境に慣れていて自然にできている人はいいですが、これまで日本で日本人としか働いたことがないという人は参考にしていただければと思います。

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