前日は分厚い肉もおごってもらってエナジーチャージし、今日はいよいよ提携先との会議です。
正直、向こうは私の存在すらまだほとんど知らないので、自己紹介するところからです。
会議室には私の会社5人+提携会社12〜13人。提携会社はアメリ人よりもイタリア人、インド人、ドイツ人、カナダ人といった外国人の方が多く、とてもインターナショナルで個人的に好感が持てました(1つの国の出身者しかいない会社より考えが偏らないので仕事がしやすい)。
プレゼンは前回も書いた通り配属されて一週間の私が全て一人で進めますが、笑いも取りつつ滞りなく進めることができ、いい感じの第一印象を与えられたのではないかと思います。
数時間の会議が終わると、提携先の巨大な設備を見せてもらいました。何の設備かは伏せますが、この設備の責任者がドイツ人だったんですね。
彼はアメリカ人とほとんど変わらない流暢な英語を話していましたが、名前、見た目(身のこなしや雰囲気)、そしてそこはかとな〜いドイツ語訛りですぐにドイツ人と分かりました。日本人同士がすぐにお互いに日本人だと分かるのと同じです。
まあ、夜の会食では彼にタジタジになってしまうわけなんですが、それは後ほど・・・。
この日の会議は想定よりずっと早く進み、夕方の4時過ぎには終わってしまったので、夕食までは提携会社のカフェテリアでお茶をすることに。
このカフェテリアが昨日もちらっと書いたようにとってもおしゃれで素敵で、食べ物や飲み物もいろんな種類のものが置いてあります。
私の会社の社食もそこそこおしゃれなカフェテリアがありますが、隣の芝はやっぱり青いですよねw
提携会社のカフェテリアではこんな飲み物をいただきました。
和風(?!)ブラッディーメアリー。入っているのはセロリではなくネギです(笑)。他の素材も全て日本のものを使用。
日本でもこんなものは飲めないのでとても新鮮でした。
夜は提携会社の招待で会食。イタリアンのお店になりました。海外の企業と提携する時は、招待した側が会食に招待するのが割と通例です。こんな時問題になるのが宗教上・体質上の理由で食べれないものがある人がいるかどうかの確認。日本人同士の会食では発生しない問題です。
イスラム教の人はブタなどがダメで「ハラール」準拠が好ましい、ヒンドゥー教の人は生物由来のものは全てダメといった戒律が宗教ごとに細かく定められています。また、アメリカ人は食に関して割とこだわりがある人が多く、グルテンフリーやヴィーガンメニューを普通に求めてきます。日本ではダシ汁レベルでヴィーガンな(動物性のものは材料にも一切使用しない)お店はほとんどないので毎回苦労します。詳しくはこちらの記事でも書いています。
話はそれましたが、今回の会食は向こうがホストなので完全に向こうのペース。飲み物の追加も聞いてくれません。自費でもいいからボトル1本くらいは飲ませてお願いw
でも、食べ物はとてもおいしかったです。私はラムの何かを食べました。
食事中は、先ほど上に書いた施設の責任者のドイツ人と向かい合わせに座ったのですが、この人がもう私の会社のことを根掘り葉掘り聞きまくるのなんのって。正直よう分からん部分まで延々と事細かに聞かれて、適当に返す部分は適当に返しましたがめちゃくちゃ疲れましたw
こっちも先方の会社について聞けばよかったのですが、長旅の疲れがまだ取れていなくて頭も働いていなかったので、完全に相手のペースに巻き込まれました。私としたことが・・・。しかも、私たちは端の席で、隣は英語ができない日本人に挟まれているのでそちらとの会話にシフトすることもできず、そのドイツ人と話すしかないというw
途中でさすがに疲れたので、強制的に話題を変えて以降はそのことを話していました。すでにかなり疲れていたので、何を話したのかはもう覚えていませんw
そのドイツ人とは今後あまり関わることはないので今後関わる人と話したかったんですが、席替えをする習慣もないので会食はそのまま終了。
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こうして今回の出張は無事幕を閉じましたが、ミーティングでは私の存在を印象付けることもできたので、まずまずな結果だったと思います。
帰りはいつもどおりサンノゼ空港のラウンジでまったりしてから帰国しました。参加者5人のうち私も含む3人がANAの上級会員だったので、前日ぶ厚い肉をおごってもらったこともあり他の2人もラウンジに入れてあげました。出張が多いとこうして上級会員になることが多いですが、上級会員になると対象ラウンジに同行者1人まで無料で入れてあげることができます。(上級会員については姉妹ブログの記事参照)。
でも、ザンノゼのラウンジは、航空会社の上級会員だけでなく、プライオリティパスを持っている人も入れるんですね。プライオリティパスは私も持っていて、上級会員になっていない航空会社の便を使う時は重宝するんですが、上級会員向けのラウンジがプライオリティパスでも入れるとなるとなんだか微妙な気持ちですw(プライオリティパスについても姉妹ブログで記事にしています。年会費を払えば誰でもラウンジに入れて便利です。)
むか〜し、出張初心者の頃アメリカ中部に出張して同僚にラウンジに入れてもらったことがあったんですが、あれは同僚が上級会員だということだったんだな〜、と今になって思います。
出張が多いとラウンジは心のオアシスだよね。
今回はこれでおしまい!次回いつどこに出張するかはまだ決まっていませんが、プロジェクトが本格稼働し始めるので年内にはどこかに行くことになると思います。
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