転職をすると言っても、初めての人にはどう準備したらいいかわからないかもしれません。
ここでは、転職までの流れと準備するものをご紹介するので、後であわてないようにしっかりと準備して臨みましょう。
転職の流れ
転職を思い立ってから実際に転職先で働き始めるまでは、おおよそ以下のような流れになります。
- 転職活動開始!職務経歴書など必要なものを準備(ここに一番時間をかけるべき)
- 転職サイト登録
- 必要に応じて転職エージェントと面談
- 応募、面接
- 採用決定
- 退職の意思表示
- 退職と転職の準備(現在の業務の引き継ぎ、有給消化の合意、転職先に出す書類の準備など)
- 退職、そして転職!
今回の記事で紹介するのは、上記の(1)、最初の準備についてです。
転職活動を始める前に準備するもの
写真
欧米系の外資系では写真は不要なこともありますが(外見による採用を避けるため)、日本法人では求められることもあります。念のため用意しておきましょう。日本企業の海外事業部では確実に求められます。
スーツ
業界や会社にもよりますが、スーツは念のため用意しておくといいでしょう。私がいるIT業界ではスーツは不要なことが多いですが(私も今の会社の面接は全て私服で行きました)、銀行などの堅い業界ではきちんとスーツを着て面接に行った方がいいと思います。ただし、新卒が着るような個性のない黒のリクルートスーツでは仕事ができるビジネスパーソンを印象づけるには弱いので、ある程度自分なりの着こなしをしていくことをおすすめします(奇抜な格好をするという意味ではありません)。
職務経歴書(英語)
外資系や海外事業部では、当然英語の職務経歴書が求められます。日本語とは書き方も違って、英語では直近の新しい経歴から古い経歴に順に書きます。達成した業績は数字を交えて具体的に、自分のキャリアの棚卸(見つめなおし)をし、過不足なく1~2ページに収めましょう。
職務経歴書(日本語)
職務経歴書はだいたいの場合日本語のものも必要になります。書き方は英語と違っても、内容にどちらかの言語だけで書いてある職務内容がないようにしましょう。
履歴書
私の経験では、外資系では最初の段階では履歴書は求められないことも多いですが(自由形式の職務経歴書だけを使うことが多いです)、採用が決まる段階で提出が求められることもあるので、準備しておきましょう。日本の会社の海外事業部ではほぼ必ず求められます。
履歴書を入れる大き目の封筒
外資系でも日本法人の場合形式重視の場合が多いので、きれいな白い封筒に履歴書を入れていくことをおすすめします。あらかじめ用意しておきましょう。
卒業証明書
恐らく、本社が強いような本当に海外気質の外資系なら必要ないと思いますが、日経企業の海外事業部などでは30歳を過ぎても最終学歴の卒業証明書を求められることがあります。出身大学に問い合わせて、転職するから卒業証明書を送ってほしいと伝えましょう。すぐに送ってくれるはずです。
さあ、準備できましたか?準備できたら、いよいよ実際に求人に応募しましょう。応募するには、大きく分けて転職サイトで直接応募するのと、転職エージェント経由で応募するのの2通りありますが、私は転職エージェントをおすすめします。理由はこちらの記事で詳しく説明しています。
>>英語を使う転職には専門の転職エージェントを使った方がいい理由
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