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英語豆知識

接頭辞や接尾辞が分かると知らない単語でも意味が分かる!〜①接頭辞編〜

投稿日:2018年8月28日 更新日:

接頭辞とは?

接頭辞とはあまり聞いたことがないという人もいるかも知れませんが、単語の最初に付いてその言葉に付加的な意味をもたらすものです。日本語で言うと「抗」とか「前」のようなものがそれに該当します。「抗生物質」、「前大統領」といった使い方ですね。これを英語にすると “antibiotic”  “ex-president” となります。
難しいように聞こえるかもしれませんが、日本人もしっかりカタカナに採り入れているんですよ。例えば、「プレ」。これも英語の “pre-” という接頭辞から来ていますが、今では「プレオープン」「プレ入試」などなど様々な場面で使われています(pre-open はぐぐると出てきますがあまり一般的な英語ではありません)。和製英語を作ってまで使われているということは、「プレ」が「事前の」を意味する接頭辞であると理解しているからですよね。
この接頭辞が分かると、英語の理解力がぐんと高まるんです。今回は、言葉の最初に付く接頭辞をご紹介します。

接頭辞が分かるとどんないいことがあるの?

接頭辞が分かると、知らない単語が出てきても何となくどんな意味なのか想像できるようになります。
冒頭では、日本語の例を最初に挙げてそれに該当する英語をご紹介しましたが、これが逆だったらどうだったでしょう?いきなり antibiotic、ex-president と言われてピンと来たでしょうか?もちろん、ある程度の英語力のある人なら分かったと思いますが、英語が苦手な人はすぐには分からなかったのではないでしょうか。
ですが、もし最初から各パーツの意味が anti = 反、抗、bio = 生物、生命、ex = 前、元、 president = 大統領、社長だと分かっていれば、組み合わさった状態の “antibiotic” や “ex-president” の意味が分からなくても、 “antibiotic” は生物に抗うもの=抗生物質、”ex-president” は前の大統領=前大統領(もしくは元社長)だと推察が付くことになります。日本語でも「アンチ」というカタカナはありますし、「バイオ燃料」という言葉も一般的なので、anti- や bio- の意味は何となく想像できますね。「プレジデント」というカタカナも一般的なので、あとは ex- を覚えるだけです。パーツだけでは意味が分からなくても、前後の文脈から何となくその単語の意味が判断できるでしょう。
このように、接頭辞や接尾辞をいくつか知っているだけでも、それがくっついている知らない単語がだいたいどんな意味なのか想像ができるようになり、たとえ完全に意味が分からなくても文章や会話全体の意味は分かるようになるのです。
日本語で知らない単語が出てきた時も、接頭辞や接尾辞から何となくこんな意味なんじゃないかと推測しますよね。それを英語でも同じようにやると理解力は格段に高まります。

代表的な接頭辞

では、接頭辞や接尾辞にはどんな種類があるのでしょうか?ここでは、よく使われるものをいくつかご紹介いたします。説明の順番の都合上アルファベット順ではありません。また、接頭辞の概念を理解していただきやすいよう、あまり一般的ではない例も挙げています。

pro-

「前に」という意味を表す接頭辞。前に向かう動きを表しており、単純な「前」、「以前の」という意味の “ex-” などとは少し違います。例)progress(前進する、進歩する、進捗:gress は進むという意味の語幹)、proactive(積極的)、prospect(見通し、可能性、調査)

in-

「不」、「非」など否定を表す接頭辞です。ただし、 in- で始まるものは全てこの意味とは限らないので注意しましょう。Inter- や intra- も in- で始まりますが、全く別の意味で in- で区切ることはできません。例)inaccurate(不正確)、inactive(非アクティブ:よく non-active という言い方をする人がいますがこれは間違いです)、impossible(不可能:in- ではなく im- で始まっていますが、これは後に来る単語 possible が唇を使って発音する両唇音で始まるため変化しているからです)

sub-

「下」、「副、「亜」など、何かの下部にあったり従属する様子を表す接頭辞です。例)submerge(液体の中に沈む)、submarine(潜水艦:海の下という意味から)subtract(引き算する:下に引くという意味から)

pre-

冒頭で述べた「事前の」、「前の」を表す接頭辞です。例)predecessor(前任者)、prefer(好む:ferはもたらす、生み出す、作るという意味)、precede(先行する、先に立つ:ced は「行く」、「進む」という意味の語幹)

re-

「後」、「退」、「逆」、「再」という意味。カタカナでも「リプレイ」、「リトライ」など非常によく使われる接頭辞です。例)regress(退行:gressは行く、進むの意)、reproduce(再現、複製、生殖:pro-、-duceは前の項目参照)、reverse(裏がえす、ひっくり返す)

anti-

「反」、「抗」という意味。例)antisocial(反社会的)、antithesis(正反対)、antibacterial(抗菌性)

auto-

「自」という意味です。「自動〜」という意味にもなりますが、本来は「動」の要素は入っておらず、「自」のみの意味合いです。例)autonomy(自律、自治体)、automobile(自動の)、autobiography(自叙伝)

mono-

「一」、「単」という意味です。一つの何かであることを示すため、名詞や形容詞の前に付けます。例)monopoly(独占)、monolingual(一言語の)、monorail(モノレール:レールが1つであることから)

bi-

「二」という意味です。先ほどの mono- と同様、二つあることを示す接頭辞です。10まで全てあり、3以降は tri-(3)、tetra-(4)、penta-(5)、hexa-(6)、hepta-(7)、octa-(8)、nona-(9)deca-(10)と続きます。ちなみにこれはギリシャ語の接頭辞で、ラテン語の数を表す接頭辞もあります。ラテン語だと1が uni-、 2が di- といった具合です。例)bicycle(二輪車)、biweekly(隔週の)、bilingual(二ヶ国語の:よく英語ができる人を「バイリンガル」と言いますが、”bi” だと二ヶ国語しかできないことになるので、「バイ」と決めつけるのはおすすめしません)

co-

「共」、「副」という意味。例)collaborate(共同作業:labor は労働という意味)、cooperate(協力:operate は作業する、運用するという意味)、co-worker(同僚:一緒に働く人という意味)

de-

「外す」、「非」といった否定的な意味を表す接頭辞です。例)deactivate(停止する)demotivate(モチベーションを下げる)、degrade(身分、価値などを下げる)

intra-

何か一つのものの内部や中にある様子を表す接頭辞です。医学用語で使われることが多いですが、この後紹介する “inter-” と間違えやすいので挙げました。例)intranet(イントラネット:内部のネットワークという意味)、intracellular(細胞内の)、intramuscular(筋肉内の)

inter-

異なる二つ以上のものの間であることを表す接頭辞です。”Intra-” は一つのものの中であることを表すのに対して “inter-” は二つ以上の異なるものの間のことなので混同しないようにしましょう。例)international(インターナショナルな:国家間のという意味)、interact(相互に作用する、影響する)、intermediate(調停・仲介する、中間の、中級の)

mid-

何かの中や間であることを表します。例)midnight(真夜中)、middle(真ん中)、midair(空中)

med-

これも mid- と同様何かの中や間であることを示します。母音はしばしば変化するので、mid- と med- は同語源なんじゃないかなあ・・・と思っていますが、違ったらすみません。例)mediterranean(地中海:大地 “terra” の中 “med” にあるものという意味)、intermediate(調停・仲介する、中間の、中級の)、medium(中間、媒体)

trans-

何かを超えて、変える、反対側のという意味の接頭辞です。例)transport(輸送:分解すると「港を超えて」)、transform(変形・転換・変圧する:形 “form” を変える “trans” に分解可能)、transcript(写本、写し:移す “trans” とテキストを表す “script” に分解可能)

まとめ:パーツの意味が分かると圧倒的有利!

いかがでしょうか?これまで何気なく見ていた単語にも実は隠れた接頭辞があったのです。このように、知らない英単語も、パーツの意味が分かると単語全体の意味を理解できる確率は飛躍的に上がります
ここで紹介したのは数ある接頭辞のごくごく一部ですが、知っておくと英単語を見る目が変わるのではないかと思います。単語の丸暗記よりもずっと効率がいいので、是非接頭辞を覚えてみてください。
英語ですが、接頭辞を集めたWikipediaのページもあるのでご参考にしていただければと思います。

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