2020年の春は新型コロナウイルスの影響でどこも行けず家にこもりきりで気が滅入りますね。
私も、春に予定していたアメリカ出張がキャンセルになり、代わりに電話会議で済ませるという対応に追われました。
というわけで、本当だったら書いていたはずの出張日記の代わりに、これまで北米(アメリカ、カナダ)で食べた不思議な料理の画像をまとめてみました。
今回は謎のブロッコリー料理特集(今回だけで終わるかもしれませんが笑)。
アメリカ(北米)って、何故かどんな料理にでもブロッコリーを使うんですよね。ステーキの付け合わせのような洋食なら理解できるんですが、不思議と和食や中華にもブロッコリーを多用するんです。とにかくどんな料理にでもブロッコリーが入っている。
何でこの料理にブロッコリー?ってかこれ何の料理???
・・・ということも日常茶飯事な不思議なブロッコリー料理ワールド、どうぞ楽しみください(笑)。
まずはスタンダードな洋食+ブロッコリー
最初は、そもそもブロッコリーってこう使うよね、という模範的な画像です。
これは、ビーフステーキの付け合わせとしてにんじんと一緒にブロッコリーが付いてきた例。極めて普通ですね。カナダのトロントで食べた料理で、にんじんがちょっと固かったですが普通においしかったです。
欧米では、ステーキの付け合わせには温野菜や炒めた野菜を付けることが多く、ブロッコリーはとてもよく登場する野菜です。
炭水化物はご飯ではなくフライドポテトやマッシュポテトなどが一般的です。ステーキをご飯と一緒に食べる文化は欧米にはないのではないかと思います。
では、ここから不思議なブロッコリーワールドをご紹介します。
不思議なブロッコリー料理①あんかけ焼きそば
最初はカナダで食べたあんかけ焼きそば。
味はとてもおいしかったのですが、何故かブロッコリーが入っています。
あんかけ焼きそばって中華料理だと思いますが、中華でブロッコリーを使うのってあんまり一般的じゃないような・・・?おいしいのでいいのですが、北米では何の料理にでもかなりの確率でブロッコリーが入っています。欧米人はブロッコリーが好きだからよく使うのかもしれませんが、このお店の料理を作っているのは中国人でした(笑)。
単純に、ブロッコリーは手に入りやすい野菜だからかもしれません。
まあ、どちらにせよ味がおいしいので問題なしです。
不思議なブロッコリー料理②フォー
これもカナダで食べた料理。ベトナムのフォーです。
先ほどのあんかけ焼きそばとは別のお店ですが、やっぱりブロッコリーが主役であるかのように鎮座しています。フォーってブロッコリー入ってるっけ・・・?
鶏肉も入っていますが、中央ではなく手前の方に申し訳なさそうにちょこんと入っているのがお見えでしょうか。メインであるはずの鶏肉よりも存在をアピールするブロッコリー・・・。
これもおいしかったからいいんですけど、個人的にはブロッコリーよりももやしがたくさん入ってる方が良かったなあ・・・。多分、北米ではもやしがあまり手に入らないから、手に入りやすいブロッコリーを使ったということではないかと思います。
不思議なブロッコリー料理③味噌ラーメン
お次はカナダで食べた味噌ラーメン。
ツッコミどころがいろいろありますが、ここでもやはりブロッコリーが主役よろしく堂々とセンターを占拠していますね。
料理はどこの国でもその国に合わせてアレンジするものではありますが、ブロッコリーが入ったラーメンは日本ではあまり見かけないような気がします。
どちらにせよ、味がいいならいい・・・と言いたいところですが、このラーメンは私にとってはちょっと微妙でした(笑)。
まず、ブロッコリーが生っぽくて固い。乾燥わかめは戻りきっていなくてまだヨレヨレしてる。スープはコクがなくてなんか薄い。薄味と普通の味から選べて普通の味にしたのに、それでも薄い。普通の味でこの薄さなら、薄味は一体・・・?
そして、私はあまり気にならなかったのですが、知り合いの料理人にこの画像を見せたところ、具の載せ方がちょっと大雑把とのこと。プロは見るところが違いますね。
値段は何と日本円で1300円!海外では食材が手に入らないことからラーメンは高級料理なので、これは仕方ありません。ニューヨークだと2000円以上しますしね。
味については、北米人の味覚に合わせてアレンジしているのかもしれませんが(これを味のローカライズと言います)、日本のラーメンに馴染んでいる私にとってはちょっと違うかな、と思いました。
でも、こんなのはまだ序の口です。最後は当サイト秘蔵の究極のブロッコリー料理をお見せしましょう・・・。
秘蔵版:究極の謎ブロッコリー料理
最後はコレ!!!アメリカで食べた伝説のブロッコリー料理です。
何の料理だと思いますか?ヒントは中華料理です。
答えを言う前に何が入っているかご説明すると、周囲にふんだんに敷き詰められたブロッコリーの中央に、厚揚げのような高野豆腐のようなモノが入っていて、トマトベースのソースで味付けされています。チリソースに近い味です。
さあ、何の料理でしょうか?
エビの入っていないエビチリ?残念、違います。
.
.
.
答えは、何と麻婆豆腐。
一体これのどこに麻婆豆腐の要素があるのでしょうか・・・。
真ん中の赤いものは、そもそも豆腐かどうかも怪しかったです。ひき肉も山椒も入っていません。まず、これだけ大量のブロッコリーとトマトベースという時点で何かが大きく間違っていますよね(笑)。
一緒に行った同僚いわく、アメリカでは有名な中華料理店だそうなんですが、これを食べた店舗はアメリカの中でも小さな街だったので、料理人が麻婆豆腐を知らなかったのでしょうか・・・。
あ、念の為フォローしておくと、創作料理としてはおいしかったです。麻婆豆腐と思って食べるとあまりの味の違いに脳がバグりますが、創作料理と思って食べれば味はとても良かったです。本当です。
いかがでしょうか。海外に行った時は基本的に現地の料理を食べたいものですが、思い切って和食を食べてみると、想像もしないアレンジに出会うことができて楽しいですよ。日本の洋食もやっぱり本当の洋食とは違うものが多いので同じですね。
海外出張や旅行に行く時は、ネタのためにも是非和食を食べてみてください。
***
当サイトでは、海外出張日記、グローバル企業に転職する方法、独学で英語を勉強する方法などを数多くご紹介しておりますので、是非ご覧ください。
■海外出張関連記事
■海外出張・旅行ブログ
■独学でTOEIC970点を取った管理人おすすめの英語勉強法