副業したいと思っている人である程度英語ができる場合、英語力を使わない手はないでしょう。
日本にはまだまだ英語ができる人が少ないので有利ですし、海外を相手にすることができるのでビジネスの幅も大きく広がります。
ここでは、そんな英語を使った副業にはどんなものがあるのかを、難易度、リスク、儲かる度別にまとめてみましたので、これから英語を使った副業を始めたい人は是非参考にしてみてください。
なお、ここでご紹介する副業は基本的に特に資格は必要ありません(もちろん、あると有利だったり資格の代わりに実績が必要だったりはします)。
判例:
- 難易度:必要な英語力を含むビジネス全体の難易度
- リスク:ビジネスを始めるのにかかる元手や失敗した時の損失などの総合的なリスク
- 儲かる度:そのビジネスでどの程度稼げるか。どのビジネスもうまくやれば無制限に稼げるので、一般論で書いています。
海外アフィリエイト
- 難易度:★★★☆☆
- リスク:★☆☆☆☆
- 儲かる度:★★★☆☆
英語を使ってブログなどを運営し、記事の中ですすめた商品を読者が買ってくれたらブログ運営者に広告収入が入るというのが海外アフィリエイトです。
英語のアフィリエイトは、日本語の10倍以上いる世界の英語話者を相手にできるので非常に多くの読者数が見込めますし、日本人が得意な分野(和食、日本の観光地など)を題材にすれば競合も少ないため多くの収入が見込めます。しかも、ブログで紹介した商品が売れた時だけ収入が入る成功報酬型なので初期費用も不要、何のリスクもなく始めることができるのが大きな魅力です。
簡単に始められる反面、英語でブログ記事を書くので日本語で行う通常のアフィリエイトより難易度は高く成果が出るまでに時間がかかるという面もありますが、リスクゼロなので英語での副業を考えている人はやってみないと損だと思います。
日本だとまずA8というASP(アフィリエイトプラットフォーム)に登録するのと同様、海外でアフィリエイトをする場合まずは最大手のAwinに登録する人が多いです。
海外アフィリエイトについてはこちらの記事で基本的なことを全て詳細に説明しているのでご参考にどうぞ!
翻訳
- 難易度:★★☆☆☆
- リスク:★☆☆☆☆
- 儲かる度:★★★☆☆
英語で副業と言えば一番てっとり早いのが翻訳ですね。日本語を英語に翻訳するにはネイティブレベルの英語力が求められるので非常に難しいですが、英語を日本語に翻訳することであればある程度の英語力があれば特に資格がなくてもできます。
本格的な翻訳をする自信がないけどちょっと翻訳の仕事を試してみたいという人は、ココナラというプチ副業サイトに登録するのがおすすめです。こちらは、自分ができること(仕事)を出品すると、見た人がその仕事を買ってくれるというシステムです。値段も自由に設定できますし、特に資格も必要ないので気軽に始められます。ココナラについては当サイトでもレビューしているので詳細はこちらからどうぞ。
もし、もっと本格的に翻訳をしてみたい!という人は、有料にはなりますがアメリアというプロ向けの情報サイトに登録することをおすすめします。アメリアは翻訳の仕事情報が掲載されているだけでなく、独自のプロ認定試験や翻訳の総合力を競うイベントなどがあり、本格的に翻訳がしたい人ならお金を払う価値は十分あると思います。翻訳に興味がある人は資料だけでももらってみてください。
映像翻訳
- 難易度:★★★☆☆
- リスク:★★☆☆☆
- 儲かる度:★★★☆☆
翻訳といっても少し特殊な分野に映像翻訳があります。これは読んで字のごとく映画やドラマなどの映像を翻訳する仕事です。映像の翻訳は尺が決まっているので文字数が厳しく限られていますし、表現方法にも気を遣わなければならないので、翻訳の中でもかなり難易度が高い分野と言えます。その代わり、映像翻訳ができる人は数も少ないので、技術さえ身に付ければ普通の翻訳より待遇がいいこともありますよ。資格は必須ではありませんが、特殊な分野なのである程度の実力や実績は求められます。
映像翻訳は、メディアやエンタメ系の翻訳で実績を作ったり、映像翻訳専門の講習を受けることで仕事が見つけやすくなります。ヒアリングマラソンで知られるアルクは映像翻訳の講座もやっているので、本気で取り組みたい人は是非やってみてはいかがでしょうか。
英文ライター
- 難易度:★★★★☆
- リスク:★☆☆☆☆
- 儲かる度:★★★☆☆
本当にネイティブ並みの英語が書ける人なら、英文ライターをするのもおすすめです。これは、自分のブログを英語で書くのとは違って、お金をもらってネイティブ向けの記事を英語で書く仕事なので生半可な英語力ではできませんが、もしその実力があるなら英文ライターとしての実績を作っておけば日本でのキャリアにも必ず役立つと思います。
英文ライターになるには、通常トライアル(テスト記事の作成)を受けて合格になれば採用されるという流れが多いです。資格は特に必要ありませんが、ネイティブの目で見てきちんとした英語の記事が書けないと不合格になってしまうのでシビアだと言えます。
仕事を探すには、検索エンジンで “writer Japan wanted” (ライター 日本 募集)などで検索すれば、日本についての知識があるライターを募集しているサイトが出てくるので、日本人には比較的有利にライターの仕事を探すことができます。
もしくは、Writers Work LLCというサイトであれば、ライターの仕事を探したりライターとしてのトレーニングを受けたりすることができます。ただしこれは英語ネイティブのためのサイトなのでご注意ください。
オンライン英語講師
- 難易度:★★★★☆
- リスク:★★☆☆☆
- 儲かる度:★★★☆☆
コロナ禍の今、オンライン英会話教室はかなり人気の英語学習手段になっています。もし人に教えるくらいの英語ができるのであれば、オンライン英会話講師になるのもおすすめです。
人に教えるレベルの英語となると相当高度な実力が求められますが、子供向け英会話教室であれば英語上級者であれば採用される可能性もあるでしょう。こちらも、検索エンジンで子供向け英会話教室の講師を募集している学校を探してみるといいと思います。
英会話講師は特に資格は必須ではありませんが、実力や実績は求められると思います。
オンライン日本語講師
- 難易度:★★★☆☆
- リスク:★★☆☆☆
- 儲かる度:★★★☆☆
オンライン英語講師とは逆に、オンライン日本語講師の仕事を探してみるという方法もあります。もちろん日本国内で仕事を探してもいいですが、せっかく英語が得意なら海外の日本語教室でオンライン日本語講師の仕事を探してみてはいかがでしょうか?
日本語講師になるにはNAFLという専用の資格がありますが、必ずしも資格がなければ講師になれないわけではありません。 検索エンジンで “online Japanese tutor jobs” などと検索すればオンライン日本語講師の募集記事が出てくるので、探してみましょう。海外の学校であれば英語でのやり取りも必要になると思います。
通訳案内士
- 難易度:★★★☆☆
- リスク:★★☆☆☆
- 儲かる度:★★★☆☆
通訳案内士とは、日本に来るインバウンド向けのいわゆる観光ガイドです。観光ガイドは世界中の人と触れ合うことができますし、英会話力の向上にもつながるので近年非常に人気の高い副業です。
今はコロナ禍なのでインバウンド旅行者を案内することはできませんが、今のうちから観光ガイドを募集しているサイトを見つけて登録しておくと、日本への渡航が解禁になった時にスムーズに始められやすいのではないかと思います。
通訳案内士になるには通訳案内士の認定試験を受ける方法もありますが、特に資格がなくても採用してくれる会社もあるのではないかと思います。英語力も当然ある程度必要ですが、それよりもとにかくコミュニケーション能力と観光地に対する知識が勝負な仕事だと思います。私もコロナ禍になる前は電車で通訳案内士が外国人を連れているところをよく見かけましたが、ガイドは片言の人の方が多かったですよ。
個人輸入
- 難易度:★★★★☆
- リスク:★★★★☆
- 儲かる度:★★★☆☆
一般的に、英語を使った仕事として輸入業務がありますが、これは副業でもすることができます。自分で海外から商品を輸入し、日本でネットショップなどで売るのです。
個人輸入は在庫を抱えることになるのでアフィリエイトなどの元手がかからないビジネスよりはリスクがありますが、最近はShipitoのような個人輸入代行サービスもあるのでハードルはずいぶん下がりました。Shipitoは無料でアメリカに住所を持つことができ、日本への発送に対応していないアメリカのショップなどで買い物をする際、アメリカの住所に届けてもらい、後で日本の自宅にまとめて送ってもらえるという画期的なサービスです。単に荷物を預かって届けてくれるだけではなく、購入代行もしてくれるので、自分で直接買うのはハードルが高いという場合にも心強い味方になります。
今は特にコロナで海外に買い付けに行くのは難しいので、個人輸入をしたい人には必須なサービスだと言えるでしょう。
民泊経営
- 難易度:★★★★☆
- リスク:★★★★☆
- 儲かる度:★★★★☆
不動産が必要なので元手はかかりますが、始めればほぼ必ず収益が得られると考えていいのが民泊運営です。コロナ禍の今は外国人旅行者を相手にすることは難しいですが、将来海外からの旅行者が再び来るようになった時のため、外国人フレンドリーな民泊を用意してみてはいかがでしょうか?
外国人相手の民泊を今から用意するとは具体的にどういうことかというと、日本でのゴミ捨てや声の大きさのマナーを知らない外国人向けにわかりやすく英語のマニュアルを用意したり、室内の貼り紙を英語で用意するのです。
多くの民泊経営者が外国人とのコミュニケーション(言語面、文化面)で苦労しているので、英語ができて海外の文化にも理解があると外国人旅行者からの評価は上がるはずですよ。
まとめ:イチオシはやっぱりアフィリエイトと翻訳!
今回は英語を使った副業の代表的なものをいくつかご紹介しましたが、実際やるならどの副業が一番いいのでしょうか?
当サイトでは断然海外アフィリエイトと翻訳をおすすめします。
アフィリエイトと翻訳はどちらも元手がかかりませんし、好きな時にできるので時間に縛られることがありません。難易度もさほど高くないので、今から英語を使った副業を始めるという人には最高の方法です。
海外アフィリエイトを始めるならAwin、翻訳を始めるならココナラが定番です。まずはそこから始めて、慣れたらどんどん手を広げましょう。
副収入があると大きな自信につながりますし、スキルアップにもなるので是非やってみてください!