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英語ゲーム日記

キングダムカム:デリバランス英語版2日目:Talmberg到着〜Skalitz帰還

投稿日:2021年6月2日 更新日:

キングダムカム・デリバランス英語版プレイ日記2日目です。今日はSkalitzを出発してTalmbergに行き、そこからRattayに行くまでです。

なお、重大なネタバレは書きませんが(ネタバレ感想は一番下に文字の色を白にして書いています)このゲームは序盤から急展開なので、その辺のことは普通に日記にしています。また、英語のストーリーを日本語で解説しているので、どうしてもある程度のネタバレは避けられません。気になる方は閲覧にご注意ください。

黒字はストーリー解説、青字は英語解説です。

2日目:Skalitzから逃れてTalmberg到着〜Rattayへ

Skalitzが謎の大軍に急襲され、命からがらTalmbergに向かって馬を走らせるヘンリー。

太腿に敵の矢を受けながらも(膝ではありませんよ笑)何とかTalmbergに到着します。

必死で城に助けを求めるヘンリーに、城の兵士達もただちに気付いてくれました。

“Quickly everyone! Get your arses here!”(みんな急げ!こっちに来い!)

【英語解説】”Get your arses here!” というのはなかなかに品のない表現ですが、直訳すると「てめえらのケツを持ってこい」という意味ですね(笑)。英語では映画などでもよく使う表現です。

しかし、何とか到着したものの矢を受けているので倒れ込んでしまうヘンリー。それを見て、鎧を着た騎士が部下に飲み物を持ってくるよう命令します。

“Someone give him a drink.”(誰か彼に飲み物をやれ)

その飲み物というのが温かいワインだという・・・(笑)

命からがら逃げてきてボロボロな人に対して水よりワインなんですね(笑)気付薬的な意味なのでしょうか・・・。それにしては弱いけど(笑)。

そして、ヘンリーはその飲み物を水のように一気に飲み干すと、ことのあらましを兵士たちに説明します。

見たこともない大軍、ドイツ語でもチェコ語でもない聞いたこともない言語。もしかするとTatars(タタール人)なのでは、という話になりました。

【英語解説】Tatar(タタール人)は日本語だと2つ目の “a” を強く発音しますが、英語だと最初の “a” にアクセントが来ます)。タルタルソースの “tartar” とすごくよく似た発音なので調べたところ、タタール人は Tartar ともつづるようです。つまりタルタルソースと同じ発音で合っているようです(笑)。

鎧の騎士が矢を抜いてくれたので、Sir DivishというTalmbergの領主に詳細を話しに行きます。

運良くヘンリーに刺さった矢は骨には到達していなかったので(the arrow missed the bone)包帯を巻くだけで済みました(it only needed bandaging)。

“You’ll have to speak to Lord Divish. Can you manage?”(Divish様に話すんだ。できるか?)

【英語解説】ここで言う “manage” というのは「何とかやることができる」という意味の一般的な単語です。辞書にも載っていてよく使う言葉です。

ヘンリーは騎士に連れられて足を引きずりながらSir Divishの部屋に向かいます。

そこで今日起こったことを説明すると、どうやら襲撃してきたのはボヘミアの王Wenceslasの腹違いの兄弟であるSigismundが率いるCumans(クマン人)らしいということがわかります。

“The soldiers the boy didn’t recognise, they could be those Cumans of Sigismund’s.”(少年が識別できなかった兵士、そいつらはSigismundの例のCumansかもしれません)

【英語解説】Recognize はアメリカ英語では “z” を使いますが、イギリス英語では “s” を使うので “recognise” となります(このゲームの英語はイギリス英語です)。Recognize以外にも “-ize” が語尾に付く単語はみんなイギリスでは “-ise” になります。ちなみに、”those Cumans of Sigismund’s” は、恐らくSigismundがCumansを率いているといことをすでに知っていたため、”those Cumans”(そのCuman達)と言っているんだと思われます。ここでは「例のCumans」と訳しています。

Skalitzは小さな城なので、そんな大軍が押し寄せたら勝ち目はないだろう・・・かといって我々Talmbergも援軍を送るわけには行かない。となると、次のターゲットは我々か・・・(we’re next in line)と顔を曇らせる一同。

そして、話を続けるうちに、Sir Divishはヘンリーの父親を知っているということがわかります。

“Did he make it inside the castle?”(彼は城の中に入ることはできたのか?)

しかしMartinは敵の刃に倒れてしまったことを説明します・・・。

惨状を聞いたDivishは、市民をみんな城壁の中に入れ(get all the people inside the gates)、最悪に備えることを命令します(we have to prepare for the worst)。

それにしてもDivishさん、ずっとChamberlain(執事)に渡された何かを飲んでるんだけど、何飲んでんだろう・・・。怪我人にワイン渡すような人たちだからなあ。いいなあ昼間から。いや、朝からか?

話が終わると、お城の人はヘンリーに食事を与えてくれますが、その際何とDivishの奥さんStephanieが寝室まで与えてくれるので、お言葉に甘えてゆっくり休みましょう。この時点でヘンリー君は空腹値もエナジー(眠気の値)もすっからかんです。

でも、ベッドに横になっても今日起きたあまりの出来事に寝られません。すると、先ほど台所で会ったLady Stephanieが部屋に来ます。

唐突に。

“It is I, Henry. Forgive the intrusion. I didn’t wake you, boy, did I?”(私です、ヘンリー。いきなり入ってごめんなさい。あなたのこと起こしていないわよね?)

【英語解説】”It is I” という表現は中世のせいかちょっと古めです。現代だと “it’s me” ということの方が多いと思います。Intrusionというのは侵入という意味。

貴族だからって夜に人の寝室にいきなり入ってくるなんて・・・😅これ男女逆だったら完全アウトでね???(それか中世ならそれすら許されるのかw)

ヘンリーもめっちゃ戸惑っとるやんけ(笑)

“My Lady… eh… ehm… No, no, not at all, but… What brings you here at this hour?”(奥様・・・えー・・・えっと・・・いえ、いえ、全然です、が・・・こんな時間に何故このような場所に?)

【英語解説】”What brings you here” は、直訳すると「何があなたをここに連れてきた」という意味ですが、「どうしてここに来たのですか」という意味です。

ちなみに、この時夜の9時くらいです。このゲームではもう寝てる人も多い時間。

大変なことが起こったヘンリーのことを心配して話し相手になろうと思ってきたとのことですが・・・。いや、大変な目に遭ったからこそ気遣わせないでそっとしといて・・・。

しかも、よりによって襲撃の様子を事細かに語らせようとします。ヤメテ。

“I know what it is to be left alone in the world, although your loss is much greater. But with God’s help the pain will ease in time – and it can help to talk about it. If you feel like it.”(世界にたった一人取り残される気持ちは私にも分かります。あなたが失ったものの方がずっと大きいけれどね。でも、神の助けがあれば苦しみは時と共に和らぎます。それに、あなたが良ければだけど話すことでも癒されるわ)

話すことを断ることもできますが、 reputation (相手の評価)を下げたくない場合は話した方がいいでしょう。

しかもさ、このStephanieさっきからいきなり手握ってきたり距離が近いんだよ・・・。もう襲われんじゃないかと思ったよね。

でもさすがにそんなことはなく、Stephanieさんは散々邪魔をして満足すると帰っていきます。

そして、怖い夢を見ながらも寝ていると今度はRobard(矢を抜いてくれた鎧の騎士)が部屋に来ます。忙しいな。

“Come to the battlements. One of our patrols reported a company heading here from Skalitz.”(城壁に来い。我々のパトロールがSkalitzからこちらに向かっている集団がいると報告してきた)

【英語解説】Companyはここでは会社のことではありませんよ。Companyには会社以外にも仲間とか集団、一団、隊などの意味があって、ここでは集団や一団の意味です(隊でもいいですが使いにくいので)。

でも敵に焼き尽くされたSkalitzから一体誰が来たというのか・・・?まさか敵?

城壁を見に行くと、みんな集まっています。Sir Robardが声をかけると、敵ではなくSir Radzigだったことが分かりました。敵じゃなくて良かった!

Robardに “Halt! Who goes there?”(止まれ!そこを通るのは誰だ?)と聞かれたRadzigは、こんな時でも余裕たっぷりに “Lucifer and all his minions! Who else, Robard?(ルシファー(魔王)とその子分だよ!他に誰がいるっていうんだ、Robard?)と冗談を返します。

そして、Sir Divishはいるか聞いてきます。

“Is His Lordship there with you?”(閣下はそこに一緒にいるのか?)

【英語解説】His Lordshipというのは、三人称として「閣下」を呼ぶ時の言い方です。二人称の時は Your Lordship になります。

Robard達と一緒にいたDivishがRadzigに話を聞くと、Sigismundとその配下のTatar(タタール人)が城に攻め込もうとしていた時、ちょうど嵐が来たのでそれに乗じて逃げてきたんだそうです。

そして、Radzigはこう続けます。

“Tatars crawled into their holes and left the storming of the castle for more clement weather.”(タタール人はてめぇらの巣穴に潜り込んで城に攻め込むのはもっと天気がいい時まで保留することにしたようだ)

【英語解説】Their holes というのは直訳すると「彼らの穴」ですが、自分たちの巣穴に帰ったという意味だと思います。Storming of the castle は城への襲撃、 clement weather は寛大な天気という意味です。Leave A for B というのは、「AをBに取っておく」という意味なので、storming of the castle(城への襲撃)を more clement weather(もっといい天気)に取っておくことにした(left the storming of the castle for more clement weather)いう意味になりますね。

そして、Radzigは、DivishのTalmbergに泊まらないかという申し出をTalmbergを危険に晒すからという理由で断り、近くのRattayに向かって行きました。

Razdigを見送った後、少しRobardの見回りをお手伝いしてその日は終了。やっと朝まで眠れます。

しかし、翌朝Talmberg城は何やらざわついています・・・。

何と、今度は本物のSigismundが来たのです!

“Sweet Jesus! We’re going to end up like Skalitz.”(何てことだ!Skalitzの二の舞になるぞ)

【英語解説】「甘美なるイエスよ!我々は最後はSkalitzのようになるでしょう」のような直訳はダサいのでやめましょうw

Sigismundはこっそり城から抜け出したRadzigを探してTalmbergまで来たようです。

しかし、Sir Divishは機転を聞かせてSigismundを追い払うことに成功します。

“Sir Radzig Kobyla is not here, and I have no intentions of getting embroiled in affair from which I have nothing to gain”(Sir Radzigはここにはいないし、私も何も得るものがない揉め事に巻き込まれるつもりはない)

【英語解説】Embroil というのは involve に似た意味ですが、もっと争いなどネガティブなものに巻き込まれるというニュアンスが強い言葉です。

Sigismund(の配下のMarkvart von Aulitz)は、Divishの言葉を信じたか分かりませんが、ひとまず諦めて帰っていきました。最後に auf Wiedersehen ってドイツ語で挨拶してるw

でも、Markvart von Aulitzはヘンリーの両親を目の前で殺した張本人。ヘンリーはいつか復讐しようと心に誓うのでした。

そして・・・復讐の前に、ヘンリーにはやらなければならないことがあります。

Skalitzで非業の最期を遂げた両親をきちんと埋葬するのです。

前日にSir Radzigが通りかかった時、ヘンリーはみんなに両親を埋葬するためにTalmbergを出たいことを話してしまったので、絶対城から出さないよう見張られることになってしまいましたが、それでも何とか脱出しようとします。

そして、脱出するために鎧を盗んでTalmberg兵士になり切ることに・・・。

↓いや、思いっきり顔バレてるけどねw

でも、鎧を盗んで兵士になりきってまで両親を埋葬するため城から出ようとするヘンリーに、最初は門を開けようとしなかった門番も門を開けてくれることになりました。

いざ、敵に焼き尽くされたSkalitzに戻ります・・・。

Skalitzは、想像以上の焼け野原と化していました。昨日まで生きていた人たちが、あちこちに横たわっています。

そこにはBailiff(執政)も・・・。

“The Bailiff… He didn’t run like me. He died with a sword in his hand.”(執政・・・。彼は俺みたいに逃げなかったんだ。剣を手に持って死んだんだ)

※ちょっと画像がズレちゃってますがBailiffは左端に写っている男性です。真ん中の女性ではありません。

ヘンリーも剣自体は持ってるけどね・・・。Radzigに渡すやつ。

そして・・・。

広場にたどり着いたヘンリーは、そこに横たわる両親の姿を見つけます。

私は心のどこかで実は両親は生き延びてたんじゃないかと思っていたんですが、ダメだったんですね・・・。

ヘンリーは、横たわる両親に対して、次は絶対に逃げないこと、両親をこんなにした奴(Markvart von Aulitz)の顔を覚えているので絶対に追い詰めて復讐することを誓います。

そして、両親が好きだった linden tree(菩提樹)の下にお墓を掘ることにします。

しかし、お墓を掘って広場に戻ると、思わぬ邪魔が・・・。

焼け跡のSkalitzから金品を奪う盗賊です。

“We’re here to rob you of everything you’ve got, especially that fine blade that’s of no use to a peasant like you anyway.”(俺達はお前が持ってるものを全部奪うために来たんだよ。特にお前みたいな百姓が持っててもどっちみち意味ないその立派な剣とかな)

こいつ、巨大な棍棒持ってるしとても勝てる気がしない・・・。

あれ?待って?でも、ヘンリー君の持ってる剣、昨日Skalitzが襲撃された時点ではまだ柄はただの木だったし、鞘もまだなかったよね??いつの間にそんな装飾を・・・とか野暮なこと聞いたらダメですねw

ヘンリーは果敢にもその巨大な男に戦いを挑みますが、あっけなく倒されてしまいます。

自分が父親と一緒に作ったその剣でとどめを刺されそうになったその瞬間、昨日まだSkalitzが平和だった時ヘンリーのところに釘を取りに来たTheresaが大軍と共に現れます!

“Charge! Disperse this rabble!”(突撃!野次馬どもを蹴散らせ!)

Theresaの後ろに騎兵隊が見えています。

助かった!!

Sir Robardです。Talmbergからこっそり抜け出したヘンリーを助けに来たのです。

敵を蹴散らした後(一部の敵は逃げました)、重症を追ったヘンリーを馬車の荷台に運ぶRobardの兵士たち。

体重70kgくらいはありそうな(?)ヘンリーをお姫様抱っこ。屈強な兵士かっこいい・・・

ゲームはここまでがオープニングのようで、ここからクレジット(日本語でスタッフロールと呼ばれるもの)が流れます。

↓その中で、ヘンリーの両親もお墓に埋めるRobard一行とTheresa。

↓そして、Robard一行とTalmbergで別れたTheresaは、馬車と荷台を恐らくそのまま譲り受けてRattayにある叔父の水車小屋まで行きます。

↓水車小屋でヘンリーを介抱するTheresaとその叔父のPeshek。

ヘンリー君はまだ生死の狭間を彷徨っています。

しょっぱなからこんなに波乱に満ちた展開で、この後一体どうなっていくのでしょうか。

それにしても、音楽といい、キャラクターの表情といい、演出といい・・・映画みたい!!!オープニングから感動しました!

MMORPGみたいにストーリー性皆無のゲームを想像していた私は完全に嬉しい意味で予想を裏切られました。

このゲームは絶対にハマる(確信)。

オープニングだけでこんなに面白いんだから、今後の展開に胸が高鳴ります。

本当は目を覚ましたヘンリーがRattayに入るところまで書こうと思いましたが、ちょうどオープニングが終わったのでここで一区切り付けることにしました。

続きはまた次回

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今日のボキャブラリー

今日のプレイで出てきたボキャブラリーの振り返りです。説明が必要そうなもののみ一部ピックアップしています。

  • Talmberg:チェコに実在する街の名前。Talmbergというのはドイツ語つづりで、チェコ語だとTalmberkとつづるらしいです。
  • make it inside the castle:「城の中にたどり着く」。”Make it inside” というのは、聞き慣れないと意味が分かりづらいかもしれませんが、「〜の中にたどり着く」という意味です。他にも、”make it to the town”(町にたどり着く)、”make it out alive”(生きて出る)など、”make it” の後に場所や状態を示す言葉を付けて使うと「何とかたどり着く」や「何とか〜できる」という意味になります。
  • My Lady:「奥様」。英語では、貴族のような偉い人のことを呼ぶ時に男性の場合 “My Lord”、女性の場合 “My Lady” という場合が多いです。このゲームでも何度も出てくるので覚えておきましょう。名前と一緒に呼ぶ時は “Lady Stephanie” や “Lord Divish” のように使います。ちなみに、ここでは「奥様」と訳しましたが、結婚していない女性の場合は同じ “My Lady” でも「お嬢様」という意味になります。
  • battlement:「城壁」。辞書を見ると「狭間胸壁」(はざまきょうへき?)と書いてありますが、難しいので城壁でいいと思います(ダメかなw)。歩くところがあって建物のように中に入れる壁のことです。中世ヨーロッパの城でよく見ますね。

今日も盛りだくさんな内容になりました。このゲーム、カットシーンもセリフも多いので、ボキャブラリーを解説しながらだとオープニングだけで2回になってしまいました。

それにしても、KCDって相当テキスト量多いんじゃないかなあ・・・。キャラクターのセリフだけでも、カットシーン、町を歩いてる人の頭の上に出る字幕、話しかけた時のダイアログがあるし、他にもメニューインターフェイスやチュートリアルなどなどいろんな種類のテキストファイルがあってローカライズも大変そう。

しかも、ゲームってテキストを正しい場所に正しい形で出すのがすごく大変なんですよね。翻訳者は “attack” とか “heal” とか単語の羅列が大量に入ったファイルを見ながら翻訳することが多いんですが、開発側のファイルの作りが悪いとその文字列が実際どこでどう使われるかわからないので、後でゲーム画面で見た時にチグハグになることがあるんです。例えば、上の “attack” という言葉は「攻撃する」以外にも「攻撃力」という意味にもなりますが、どういう意味で使われるかきちんと指示されておらず「攻撃する」と訳してしまうと、実際のゲーム画面では「攻撃力:50」になるはずが「攻撃する:50」になったりしてしまうんですね。しかも厄介なのは、その “attack” という1つの単語が場合によって「攻撃する」という意味で使われたり「攻撃力」として使われたりいろんなところで使い回されることもあるんです。こうなったらもうカオス😅こうならないように、ローカライズをする時は開発チームとローカライズチームで緊密な連携が必要なんですねー。

ちょっと脱線しましたが、今後もローカライズ目線でいろいろ書いていきます。

ネタバレ感想

ここからは1週目を終えた視点でのネタバレ感想です。文字は白くしており、選択すると出てくるので見たい方はハイライトしてご覧ください。

Divishは、Talmbergに逃れてきたヘンリーに対して、父親を知っていると言いますが、つまり鍛冶屋のMartinがRadzigから引き取って育てた息子がヘンリーであることをこの時点ですでに察したのでしょうね。後々ヘンリーが自分の正体を知った時も、「本当の父親のことを(やっと)聞いたのか」的なことを言っていましたし。

それにしても、Stephanieは随分距離が近いですが、最初からヘンリーのことを狙ってたんでしょうかね・・・。私は1週目の時 “At your Service, My Lady” のクエストで、人前で服脱げなんてどういう神経してんだコイツと思いながらも reputation を下げたくない一心で脱いで、結果として不本意に致してしまったのですが・・・いくらDivishに相手にされないからって序盤から露骨に誘惑しすぎじゃないですかね。男性プレイヤーなら感じ方は違うかもしれませんが、私は女なので何か気持ち悪いです。

また、RadzigがTalmbergを通りかかる時、Divishがヘンリーを「Havel of Valdekみたいにしっかり閉じ込めておくよ」と言いますが、過去にDivishを捕らえたという宿敵のHavel of Valdekはこんな序盤から名前が出ていたんですね(Stephanieも言っていましたし)。1週目では気付きませんでした。結局KCDの中ではそいつらの軍団がTalmbergに向かっているという話だけで本人は登場せずに終わってしまいましたが、次回作では出てくると思うので、ぶっ潰s・・・お会いするのが楽しみですね。

でも、その後城を抜け出したヘンリーをSir RobardがSkalitzまで助けに来てくれたのはありがたいですが、ヘンリーがSkalitzからTalmbergに逃れてきた時点でRadzigの息子だって明かしても良かったんじゃないかなーなんてちょっと思いましたwこれ以上Radzigの息子を危険な目に遭わせられないから城で大人しくしててくれって最初から言ってればあんなボコボコにされなくて済んだと思うんですが・・・まあゲーム的にそれじゃダメですもんねw

あと、私がいまだに希望を捨てきれないのが、お父さんは実は生きている説。上の方で両親を埋葬しているスクショですが、よく見ると十字架が1つしかないんですよね・・・。埋葬したのは襲撃の翌日ですが、1日くらいなら重症であれば生き延びられると思うので、実はお父さんは生きていたからお墓が1つしかないなんてことはないですかね・・・。生前、お父さんはお母さんと一緒に埋めてほしいと言っていたそうですが、Robard達が両親を埋葬した時、ヘンリーは意識を失っているのでそのことは知らないのではないかと思います。だから、Robardたちは実は生きていたお父さんは介抱して、お母さんだけ1人分のお墓に埋葬したということは・・・ないかな(希望)。お父さんも重症すぎて仮死状態になってたから、最初倒れてる両親を見付けた時ヘンリーは気付かなかったみたいな。だってお父さん背中を少し斬られただけですよね??あれで致命傷になる??お母さんはあれだけ刺されまくったから無理だと思うけど・・・。

いやー、それにしても最高のゲームでした。この1年でやった中では Ghost of Tsushima に並ぶ傑作でした。

英語ゲームプレイ日記一覧

キングダムカム・デリバランス英語版プレイ日記

大手ゲーム会社でゲームのローカライズをやっていた運営者が、プロの目線で英語版ゲームをプレイしてボキャブラリーやローカライズの解説をします。

英語のゲーム用語解説

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なお、上の写真は海外出張中に現地の提携会社の仲間達と撮影した写真です。赤い服が私です。