英語ができる人は、その英語を使ってどんなことをしたいと考えているでしょうか?
読み書きが得意で翻訳もある程度できるという人は、「ココナラ」という特技を副業にできるサービスを使って英語を仕事にしてみるのがとてもおすすめです。
ココナラであれば、特別な資格や許可がなくても誰でも気軽に自分の特技をサービスとして「出品」できるので、プロの翻訳家を目指す人が実績作りをするには最高の練習場なのです!
翻訳家になるとどんないいことがある?
翻訳家とは、本、技術書、ソフトウェア、契約書、専門書、電子メール、資料などを英語から日本語などに翻訳する仕事を主に企業などから請け負う職業です。
多くの場合リモートでどこからでも働けるので、在宅勤務をしたい人、主婦、海外在住者など決まった時間に会社に行くことが難しい人にでもできる仕事です。
私の周りでは、大手企業から定期的に仕事をもらって、ヨーロッパの遠い国から日本企業の発注をこなしているプロの翻訳家が何人もいます。仕事で必要になった期間だけ来日して、あとは旅行したり海外に家を買ったりして自由きままに生きています。
プロの翻訳家は多くの場合フリーランスのため、報酬が会社員の倍くらいになることもあり、1年の半年だけ仕事をしてあとの半年は旅行をして過ごすなどという人もいます。
プロの翻訳家になりたいなら実績が必要
ただ、本当のプロの翻訳家になるにはやはりハードルもあります。英語などの語学力が必要なのはもちろんのこと、実績が非常に大きな鍵になるのです。
私は以前あるIT分野の副業翻訳家として大手翻訳会社に登録していたことがあるのですが、すぐに登用された一番大きな要因はその分野の翻訳業務の経験があったからです。
もちろんテストに受かったから登用されたのですが、実績がなければ最終的に合格にはならなかったかもしれません。
では、実績がない場合はどうしたらいいんでしょうか?ご安心ください。そういう場合でもちゃんと方法があります。
「ココナラ」なら実績がなくても始められる
冒頭で「ココナラ」については簡単に説明しましたが、これは隙間時間を使って自分の特技を副業として出品できるプラットフォームで、最近急伸してきているものです。
出品者は、企業よりも安価でサービスを出品しているので、企業に依頼するより安価でサービスを購入したいという人のニーズにマッチする仕組みになっているわけですね。
出品者の中には本物のプロもいますが実績のない駆け出しの人もいますし、特別な条件もありません。資格や本人確認がなくても今すぐ始めることができるんです!(ただし、本人確認があった方がお客さんは付きやすいです)
私も実際にサービスを出品してみましたが、めちゃくちゃ簡単すぎたので登録までの流れをご紹介します。
ココナラの登録はYahooやFacebookアカウントでも可能
ココナラには、Facebook、YahooのいずれかのIDと連携するか、自分のメールアドレスを入力して会員登録できます。
FacebookかYahooのアカウントを持っている場合は、このどちらかで進むと登録が楽です。ここではYahooの場合で説明します。
Yahoo IDで会員登録する手順
上の画像でYahooのボタンを押すと、自分のYahooアカウントにログインする画面になります。そこでログインに成功すると以下の画面になるので、同意する場合「同意してはじめる」をクリックしましょう。
同意して始めると、名前、ユーザー名、性別、住所、生年月日の入力画面に移ります。本名を入力する必要がありますが、プロフィールには公開しない設定にすることも可能です。
※本名でなくても登録できるかもしれませんが、後で本人確認する場合面倒になると思うのでおすすめしません。
登録はこれで完了!!大げさでなく、本当に1分でできました。
登録したら早速出品!3分でできる
登録が完了すると、早速出品画面に遷移します。すぐに出品する場合、以下の3つからいずれかを選択。ここでは翻訳なので、一番左の「通常サービス」でいいでしょう。
次は出品するサービスの情報を入力します。ここも入力するのはサービスのタイトル、一言コメント、商品の詳細、価格設定など、基本的な情報のみですぐに出品が可能です。
今回は、サンプルとしてウェブサイトの翻訳をするサービスを出品してみました。
↑入力中、リアルタイムでプレビューも表示されるのでわかりやすいです。
↓続いてサービス内容の詳細を記入していきます。翻訳の経験を生かしつつ、久々の受注のために格安で引き受けることをアピール。
サービス内容には、以下の情報を記入するとお客さんに分かりやすいと思います。
・得意分野
・自分だからできること
・価格設定の根拠
・仕事を受注するための資格(TOEICで高得点など)
ココナラでは、他にも有料オプションを付けることができるので、もし何かあれば設定しましょう。内容としては、例えば「ウェブサイトのコーディングも一緒にやります」とか、「完成した翻訳をHTMLファイルに組み込んでレイアウトも作成します」などが考えられるでしょうか。ご自身が出品する内容のサービスに合わせて必要なら登録してください。
最後は、商品画像をアップロードしたり見積提示可能かなどをチェックしたら「公開」ボタンを押すだけ!
これで出品完了!本当にすぐでした。
売るためのコツ
実績がなくても売るためのカギは早さと安さ
実績がないのに売れるのか心配な人もいると思いますが、私の経験上翻訳を依頼する人が一番気にするのは「早さと安さ」に尽きます。
大きな企業の翻訳プロジェクトともなると別ですが、小さな企業や個人で翻訳を依頼する人は言語の知識が乏しいので、できあがった翻訳を見ても品質がいいのか悪いのか分かりません。
更に、翻訳に対する意識も高くないことが多いので、「とにかく機械翻訳よりもマシな翻訳ならクオリティなんて気にしない。早くて安ければ何でもいい」という人が多いです(全員そうとは言っていません)。
つまり、これから出品するあなたに実績がないとしても、早さと安さを売りにすればそれだけでお客さんが付くことも十分期待できるのです。
得意分野を明確にする
「実績はないけどとにかく何でも翻訳します!」だけだと、依頼する側にとっては何の担保もないので不安しかありません。
出品する時は、どの分野が得意なのか、コンピューター系なのか契約書系なのか、医療系なのかファンタジー系の小説なのかなど、趣味でもいいので自分が普段接している分野を明記しましょう。
もし興味が多岐に渡るならそれでも構いません。とにかく何でも翻訳するというのは不安しか与えないので、対応可能な分野を書くことは重要です。
まとめ
ここまでで、英語の読み書きが得意なら実績がなくても今すぐ翻訳を副業にできるということがわかりました。
プロを目指す人も単にお小遣いがほしいだけの人も、始めるハードルがものすごく低いココナラで自分の翻訳の腕試しをしてみませんか?
サラリーマンの副業としても、主婦のお小遣い稼ぎとしても、誰にでもおすすめできるのがココナラです。もちろん、翻訳でなくても何かお金にできそうな特技があるなら何でも出品できるので、是非試してみてください!