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TOEIC対策 おすすめ英語教材

アルクTOEIC700点コースレビュー

投稿日:2019年9月11日 更新日:

この記事を見てくださっている方は、今TOEIC600点前後でもう少し上げたい人か、TOEICの点数はもっと低いけど700点を取りたい人が多いのではないかと思います。

TOEICは600点くらいまでは簡単に取れますが、700点くらいからはそろそろ本気でやらないと難しくなってくるレベルです。独学を勉強している人は、700点手前で挫折してしまうことが非常に多いのです。

ヒアリングコース総受講者数120万人を誇るアルクのTOEIC700点コースはそんな人にとてもおすすめの教材なので、ここで挫折しないようしっかり土台を固めておきましょう!!

 

アルクTOEIC(R)LISTENING AND READING TEST 完全攻略700点コースとは?

 

TOEIC700点に届かない人の共通の悩みを解決

TOEIC700点を目指すということはある程度難易度の高い単語が混じった長文も読める必要がありますが、これまでのレベルでは、まず英語の基礎を理解することや短い文章が自然と言えること、またそのレベルの英語を聞いた時に耳で理解できることに特化していたのではないかと思います。

長い文章を読んで理解するにはまだ届かないレベルだったため、TOEIC600点レベルの人には長文読解には弱いという人が非常に多いのです。

また、時間をかければある程度長い文章も理解できたとしても、読み返すのに時間がかかって結局いいスコアが取れない・・・ということも多々あります。

TOEIC700点コースは、精読や速読を繰り返すことで長文にも耐えられる英語力を身につけるための講座なのです。

 

4ヶ月で成果が期待できる

TOEIC600点前後の人が700点を取るには、大学の講義などで効率的に勉強したとしても200時間以上勉強する必要があると言われています(TOEICに必要な勉強時間の記事参照)。これは、毎日30分勉強したとしても1年以上かかる計算です。

その200時間を、効率よく勉強することで80時間程度に短縮できるとしたらどうでしょうか?

これは、毎日40分しか勉強しなくても4ヶ月ということになります。

アルクのTOEIC700点コースは、TOEIC満点、英検1級取得済みの講師陣が長年の指導経験から厳選した教材を使って短期間でTOEICの点数をアップできるように作り上げたパワフルな講座なのです。

以下のような人は、NHKラジオや無料アプリで素人のネイティブに教えてもらうよりも、短期間に集中して確実に英語を上達させた方がダンゼンおすすめです。

  • 英会話はある程度できるし、英語はいわゆる一般の日本人より断然得意。ただ、長文読解やまとまった文章を聞くのは苦手・・・もっときちんとした英語ができるようになりたい!
  • なんとかTOEIC600点レベルまで来たけど、これ以上のレベルの突破口がなかなか見出せない・・・。誰か強力な味方がほしい!
  • やっと履歴書に書けるレベルになって一度は満足したけど、周りにはもっと高い点数の人がたくさんいた。自分も上げないと・・・

経験者の私に言わせてください。あと少しで上級レベルの仲間入りできるTOEIC600点レベルは一番重要な時期なんです。ここでやめてしまったらまた初心者に逆戻りですよ。

また、初心者の頃は素人に教えてもらうのでも良かったかもしれませんが、そろそろきちんとした英語の知識がある人の力を借りないと、間違った英語を覚えてしまう危険もあります。

逆にTOEIC600点を達成した今こそ、短期間で集中すれば爆発的に上達することができるんです。私がそうだったので嘘ではありません。私は短期間に集中して英語に接した結果、600点レベルから900点レベルの実力になるまでは爆速でした。(もちろん、ちゃんとやらなければ伸びません)

自分の今のレベルが分からないという人は、アルクの公式サイトでレベルチェックができるので試してみましょう。

この後詳しく書きますが、アルクの教材はレベルごとに難易度が違うので、「どうせお金を払うなら最終目標レベルのものを買おう」と最初から難しいレベルのものを買ってしまうと、結局内容が理解できずに無駄になってしまうことになるのでご注意ください。

今400〜500点レベルだという人は、TOEIC500点コース600点コースをおすすめします。

TOEIC600点を取った人ならアルク社のことはご存知かもしれませんが、どうしてアルク社をおすすめするのかについてはこちらの記事をご覧ください。

 

600点コースや800点コースとは何が違うのか?

私がアルクの教材を手にしてみようと思った時、最初に疑問だったのが「100点刻みで講座が分かれてるけど何が違うの?」というものでした。どうせ目指すところが満点なら最初から900点コースをやってもいいのでは・・・と思った人も多いかもしれません。

けど、実際にやってみて分かったのは、アルクのTOEIC対策講座はレベルごとに共通する苦手箇所や悩みを徹底的に潰すため、そのレベルに合った教材を作っているということなんです。

700点レベルの特徴は、上記でも書いた通り長文読解やまとまった文章が読めるようになるための精読・速読訓練を中心としたカリキュラムですが、600点コースは「英語を読めば何となく理解できるレベル」だった人をリズムを付けて音読することで「理解するだけでなく自然と口から出てくるレベル」に上げるためのものです。短い文章を繰り返し読むトレーニングなので、今TOEIC600点の人には少し物足りないかもしれませんよね。

一方800点コースは、長い文章をただ読むだけでなく選択肢を隠した状態で正解を予想する訓練や、文脈・文章全体の構造を考えながら読む練習をすることで徹底的に長文の苦手意識を潰すことに特化した講座なので、今TOEIC600点の人には正直まだ早いです。今長文が読むことに苦戦している人が、構成や正解などを予想するという作業と長文の意味自体を理解するという2つのことを同時にするのは難しいからですね。

高いお金を払うならより高いレベルのものを・・・と思う気持ちはよくわかりますが、間違ったレベルのものを受講すると結局お金の無駄になってしまうので、自分に合ったものをお選びいただければと思います。

 

アルクTOEIC700点コースの内容

次は、一番重要な教材の中身についてです。TOEIC700点コースの教材は以下の構成になっています。

  • テキストブック:4冊
  • テストブック(Monthly Test):1冊(4回分)
  • コースガイド:1冊
  • ファイナルテスト冊子:1冊(1回分)
  • CD(CD版のみ):10枚またはMP3 ※ダウンロードのみ

 

学習期間は1日40〜60分で合計4ヶ月

TOEIC700点コースは4ヶ月で学習を進めるので、4冊あるテキストは1ヶ月に1冊使うことになります。

テキストの他には、コースガイド(コースの説明書)、テストブックなどがあります。テストブックとは毎月1回のテスト提出と最後のテスト提出の合計4回のテストがあるため、その問題の冊子です(毎月のテスト4回分で1冊、最後のテスト1回分で1冊となっています)。

 

教材は宅配便でまとめて届く

TOEIC700点コースを注文すると、宅配便でアルクのロゴマーク入りのダンボールが届きます。教材は一括発送なので、全ての教材が一度に届きます。

1000時間ヒアリングマラソンは毎月届くのでTOEICコースも毎月届くのかと勘違いしがちですが、一度に届くので覚えておいてくださいね。

↑こんなダンボールに入ってきます。

 

学習の進め方

TOEIC700点コースでは最初の3ヶ月は英語力を鍛える内容、最後の1ヶ月でTOEICのテスト形式に慣れてより高い点数を狙うための内容になっています。

1ヶ月目のスケジュールはこんな感じです。採用・就職、製品などの様々なトピックの文章を精読・速読するトレーニングを週に5日行う想定で組まれています。

2〜3ヶ月目も基本的にトレーニング方法は同じで、扱う文章のジャンルが住まい、食事などに変わります。

4ヶ月目はいよいよ本格的なTOEIC対策。TOEICの各パートの形式に合わせた問題文をこなし、よく出る問題やTOEICの形式に徹底的に慣れるためのフェーズです。

下の学習スケジュールを見ても、人の写真が出てくる問題の解き方、広告・フォーム問題の解き方など、TOEICで毎回のように出てくる問題をどのように解くのかを対策することがわかります。

平日は毎日勉強するカリキュラムになっていますが、平日が厳しければ週末に2〜3時間時間を取って勉強するのでも十分間に合いますよ。TOEIC600点コースは週に6日学習するカリキュラムなので、それよりは楽ですね(笑)。

 

1週間1セットのカリキュラム+月1回のテスト提出

他の点数のコースと同様、勉強は1週間ごとにカリキュラムが決まっていて、それを繰り返すのが基本的な流れになります。

カリキュラムは、リーディング、リスニング、TOEIC実践練習、発声練習を含む以下の構成になっていて、バランス良く英語力の底上げとTOEIC対策ができるようになっています。1週間の基本的なカリキュラムは以下のような内容です。

  • Day 1〜2:1ジャンルの精読・速読トレーニングをする
  • Day 3〜4:また違うジャンルの精読・速読トレーニングをする
  • Day 5:TOEIC形式のミニテスト「Weekly Drills」で力試しをする

Day 1〜5までを4回(1ヶ月)繰り返し、毎月月末には同じくTOEIC形式の「マンスリーテスト」を解きます。更に、4ヶ月のトレーニング終了時には、ファイナルテスト(ミニTOEIC)を解いて最後の総仕上げをするというのが全ての流れになります。

マンスリーテストはこんな感じです。本物のTOEICにそっくりですね。

マンスリーテストは実際のTOEICの形式に近いミニテストで、本番の4分の1である50問を解いて専用サイトまたは郵送で提出すると採点してもらえます。

マンスリーテストはミニTOEICなのでそんなに時間をかけずに解くことができますが、ファイナルテストは何と本番のTOEICと同じ200問というボリュームです。

たっぷり2時間かかるのでとても大変ですが、TOEICの予行演習と思って集中力を切らさず頑張って解きましょう。

ファイナルテストが終わればめでたく講座修了です。お疲れ様でした!

 

分からないところは学習コーチに質問可能!

アルクの通信講座全てに共通することですが、TOEICコースの非常に大きなメリットの1つは分からないところを学習コーチに質問できることです(質問内容は他人には非公開なので安心!)。

教材の内容に関わる質問や、なかなか英語が上達しないといった英語に関する悩みをあなただけのために答えてくれるサービスなのですが、これは本当にガチのマジで大きなポイントです。

私自身、英語を勉強していた時の一番大きな悩みは分からないところがあっても周りに教えてくれる人がいないということで、分からないところがそのままになると間違った英語を使い続けてしまうのです。

特に、中級者である今こそ間違った英語を覚えてしまわないためにもプロに教えてもらえるのは非常に重要です。大事な時期だからこそ、正攻法で行きましょう。

 

気になる費用は?

アルクのTOEIC700点コースは47,520円です(※MP3版)。1日あたり396円になる計算ですね。何と600点コースより学習期間が長い分安いです(笑)。

コンビニでお弁当を買うより安いですし、正しい英語を本気で学ぶには極めて妥当な金額だと思います。

高いと思う人もいるかもしれませんが、アルクの教材はプロを目指す人も使うトレーニング手法をふんだんに採り入れていて(※コースによります)、効率的にTOEICの点数を上げることができる作りになっています。

再度まとめると、サービスには以下のものが含まれます。

  • TOEIC満点、英検1級の豪華講師陣による厳選教材4ヶ月分(1冊170ページくらいx4冊)→書店で買う英語教本だと12,000円くらいにはなるはず
  • テスト5回分+採点サービス→TOEICを2回受けるのと同じボリュームなので金額価値にすると11,450円(※TOEIC1/4回分のマンスリーテストx4ヶ月+TOEIC1回分のファイナルテスト=合計2回分)
  • 英語のプロが自分だけのために質問に答えてくれるサービス→毎日質問した場合一回あたりの回答費用はたった200円!

こうして教材についてくる内容を金額換算すると、普通に本屋で教本を買って勉強するより断然安いことが分かってしまうのではないでしょうか・・・。

中でも、プロにいくらでも質問できるのは本当に最強です。大事なことなので何度も言いますが、これは本当です。私もどれだけプロに教えてもらいたかったことか・・・。そうすれば倍速で上達できたのではないかと悔やまれます。

世の中にはタダの教材もありますが、無料の教材には品質の保証もありませんし、効率的に最短距離で習得できるように作られていなくて結局遠回りになったりします。

私自身も国内外のインターネット上の多数の無料教材を利用したことがありますが、やはり分かりやすく体系的になっているものは少なく、続けること自体が難しかったため続いたことはありませんでした。これも私自身が身をもって経験したことです。

無料で大量の時間を投資するか、有料で時間を有効に使うか、この機会に是非ご検討ください。

 

TOEIC700点コースQ&A

Q1:本当にTOEIC700点が取れるようになるの?

A1:はい。努力次第ではありますが、無理なくできるはずです。700点となると中級者の中でもかなり高度になってくるので決して簡単ではありませんが、今こそ正しい方法で集中して勉強すれば、決して難しいことではありません。本当に大変になってくるのは800点以上だと思うので、まだまだ行けるはず。頑張ってください。

Q2:マンスリーテストは毎月遅れずに提出しないといけないの?

A2:はい、マンスリーテストは決まった締切までに提出する必要があり、間に合わなかった場合は別途オンラインの問い合わせフォームから解答と解説のみ受け取ることになります。毎日の勉強は多少遅れても週末などに取り返すことができますが、毎月のテストだけは必ず期日を守るようにしましょう。

Q3:マンスリーテストやファイナルテストを提出しないとどうなるの?

A3:4回のテストを提出できなかった場合、修了書が発行されないことになります。また、テストを提出できなければ当然採点もされないので、自分の実力を確認することができず、大きな損となってしまいます。テストは毎回提出するようにしましょう。テストは会員専用サイトから簡単に提出できるので、郵送のわずらわしさは一切ありません(郵送することも可能です)。

昇進にTOEIC700点が必要な有名企業一覧

以下の有名企業では、入社時や管理職への昇進時にTOEIC700点を取得することを義務付けているそうです。伊藤忠商事は入社4年目で、丸紅は5年目で全員TOEIC700点が必須とのことなので、入社してからも気が抜けませんね。

  • NTT東日本(入社時)
  • ファーストリテイリング(入社時、管理職)
  • 三菱電機(入社時)
  • ヤマト運輸(入社時)
  • ブリジストン(入社時)
  • 東京電力(入社時)
  • 三菱自動車(入社時)
  • ソフトバンク(入社時)
  • 武田薬品(入社時)
  • 伊藤忠商事(入社4年目)
  • シャープ(課長)
  • 楽天(課長)
  • 丸紅(入社5年目必須)
  • 京葉銀行(評価に影響)
  • IBM(次長)
  • 住友商事(管理職)

これらの企業を狙わない場合TOEIC700点は必須ではありませんが、英語はTOEIC700点レベルになってようやく何とか使えるレベルだと言えますので、是非頑張って目指しましょう。

まとめ:大事な今こそ自己流ではなく正しい英語を!

このサイトで何度も言っていますが、英語は無料でも勉強できます(私もしました)。正直、「ネイティブはお金なんてかけなくても英語ペラペラになってるんだから自分にだってできるはず!」と思っていたくらいです。

でも、上の方でも書いた通り、独学は遠回りだったり間違った英語を覚えてしまったりと危険な罠がいっぱいなんですね。ネイティブであれば、間違った英語も経験の中で修正できるほど英語との接点が多いですが、日本に住んでいる私たちにはその機会はありません。間違った英語を覚えるとそのままになってしまう恐れもあるんです。

そうならないためには、中級レベルになった今こそ正しい英語を身につけるのは本当に大切なことです。これは遠回りしてしまった私だから言えることです。

4万円は高いように思うかもしれませんが、間違った英語を覚えて結局無駄な時間をかけてしまうくらいなら、お金をかけて遠回りせず正しい英語を習得することは非常に有意義なことだと思います。

私も元々絶対無料主義でしたが、アルクの教材を徹底分析してみてその効率性に驚愕するとともに無料にこだわり続けたことに後悔したので、みなさんも是非食わず嫌いせずに試していただければと思います。

47,520円(税込)

※3,240円(税込)以上購入で国内送料無料

公式サイトで詳細を見る

 

■アルクのヒアリングマラソンシリーズ当サイトレビュー

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英語ジョブ.comを運営しているエンドゥー左紗(ささ)と申します。仕事でもプライベートでも世界を飛び回っているキャリアウーマンです(自分で言っちゃう?!)。元々英語が苦手でしたが、独学で猛烈に勉強した結果TOEIC970点を取るまでに上達し、今ではネイティブとも対等にビジネスをしています。

当サイトでは、そんな私が英語を勉強する方法や世界を飛び回る仕事に就くためのコツを惜しみなくお伝えいたします。

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なお、上の写真は海外出張中に現地の提携会社の仲間達と撮影した写真です。赤い服が私です。